自転車や友人のIさんが、三本ローラーの練習で落車して腓骨を骨折してしまいました。新しいホイールを買ったばっかりで、気持ちがはやってたんでしょうね。全治3ヶ月(?)と聞いていたのですが、徐々に癒えてきたのか、歩行時は松葉杖が必要な状態だというのに、かかっている整形外科と相談しながら、ライドを再開しました。そんなIさんが行きたいというので…
出発は流山駅近辺
それでも当分坂を登るのは無理で、基本は平地だけ。平地だけならpeteramが得意なので、直ってきたらロングしようよとそそのかし、安中まで自転車で行って1泊して次の日に自転車で帰ってくる企画を提案してみたら、意外なことにあっさり受諾。Iさん夫妻とpeteramの3人で流山-安中往復一泊ライドが決定しました。
直前になって天気予報の調子が怪しかったのですが、当日走り始める頃には何とか雨もやみ、定刻どおりに出発。ちなみに写真は流山駅近辺のコインパーキング。1日400円と格安。なので、江戸川ライドのベース基地として最適だと思われ。
なおここから安中までは約140kmの道のりですが、江戸川-利根川左岸を登りつつ若干の観光をしつつ23km/h巡航で向かいます。
…といいたかったのですが、悪天候のなごりか強めの風がpeteram一行を悩ませます。テンションも上がらないし。
道の駅きたかわべ
そうこうしてる間に道の駅きたかわべ。利根川左岸での定番の休憩所ですね。ここで早めのランチ。予定に対する遅れを取り戻すために景色を見ることもなく、休憩もそこそこに出発。ほんとは展望台に上って谷中湖を一望、インスタ投稿の予定だったんですがね。
道の駅出発後、利根川方面には進まず谷田川沿いを館林方面に。途中板倉町飯野近辺で、利根川に戻ります。収穫の近づいた田んぼ辺りを走ったので、稲穂のいい香りが立ち込めていました。
利根川左岸を延々と…
その後も何とか巡航速度を23km/hにしようとするのですが、骨折リハビリの方はちょっとの坂でも足が痛むようで、そこでスピードが落ちます。利根川自体はほぼ平坦だと思っていたのですが、他の道路のアンダーパスをくぐったりとか、鉄橋の下のアンダーパスをくぐったりとか、工事で迂回があったりとか、peteramの想像していた以上にアップダウンが厳しくIさんに襲いかかったようです。
千代田町辺りの公園。すでにもうひとつの観光ポイント世良田東照宮も諦めです。Iさんが日光出身らしいので、ぜひ行っておきたかったんですけどね。
140km走った後のキンキンに冷えたビールは最高
遅れ続けて日もとっぷりと暮れてからなんとか宿に到着。スポーツ合宿とかで使われることが多いとのコトですが、そんな家庭的な料理が嬉しいところ。
食事の後はゆっくりと風呂に入り、さらにビールを開けて1日目の終了です。
赤城山ヒルクライム当日
さて2日目はここ安中からも遠くない、赤城山ヒルクライムの当日。宿の駐車場から自転車の写真を撮ったのですが、その向こうに映っているのはどうやら榛名山の模様。まぁヒルクライム嫌いのpeteramなので、どっちも関係ないのですが。
ちなみに2日目は利根川-江戸川の右岸を中心に下る予定。1日目に引き続き遅れが見込まれるため、2日目も観光なしの見込み。
坂東大橋
ということであっという間に坂東大橋。ここだけは当初のインスタポイントが守れましたw
1日目と比較して絶好の晴天。イヤー、自転車乗ってて良かった。
道の駅はにゅう
当初の計画では東北自動車道羽生PAに立ち寄ってランチするつもりだったんですが、遅れていたためその案もIさんによって却下。実はIさん、早朝の仕事のために、どうしても流山に16:00に着きたいとのコト。ふだんは連休も無い商売なので、今回はたまたまのチャンス。Iさん自身がほんとは観光したいはずなんだけど、16:00についてないと翌日の仕事に響くんで涙を呑んでの却下なので致し方なしと。
加須未来館
利根川右岸ではおなじみの加須未来館。プラネタリウムもあります。食堂もあります。綺麗なトイレもあります。ということで、近隣の方だけではなく多くのサイクリストの御用達でもあるところ。ここまで来るとなんか帰ってきた気になるんだけど、まだ60kmくらい残ってたり。
ということで目標よりは遅くなったけど何とか流山まで到着。骨折リハビリのIさん、あとで医者に怒られたそうだけど、奥さん共々peteramに付き合っていただいて感謝です。これで、ただ単にロングするのが楽しいと思ってもらえるといいのですが。
今回の反省点
さて今回の最大の問題は、予定通りの時刻に着かなかったこと。その原因を考えてみました。箇条書きにするとかっこいいんですが、形式ばっちゃうのでだらだらと書いてみます。
まずは巡航速度の見誤りかな。前回一人で安中まで行ったときは、非常に順調にいけたんですけど、あの時は天候も良く、また、一人だったんで自分のペースで遅れを取り戻せたりできたんですよね。複数人だと取り戻せず遅れだけが積み重なる感じになります。
次、休憩時間。これも一人と複数人の違いですね。一人だったら15分で十分なんですよ。コンビニについて、補給して水飲んでトイレってのサイクルが。休みたいときは少し伸ばしたりしますが。でも複数人だと、人によってそのサイクルが違ったり、休みたいときが違ったり、結局毎回の休憩が25分になっちゃったりするんですよね。
このふたつをなんとかしないと、次回も観光できないなー。まー、がちな方々には関係ないでしょうが、ホビーライダーにとっては重要かもね。
流山-安中往復の実走ルート
参考までに今回の実走ルートを。ルートの公開はあくまでも参考情報の提供としてのものです。毎度の案内になり恐縮ですが、ルートを参考にしての走行は自己責任でお願いします。なお、高崎市内は結構一般道を通ってますが、あまり広い道ではない点、合わせてお知らせしておきます。
往路
復路