酷暑の中、流山-前橋を往復してみるライド…暑すぎ(往路)

昨年骨折した友人Iさんが、「今年も安中行こうよ、GWなら休みがあるから。」と、企画&ルート設定をせよとpeteramに暗に命令してきたのが、春先くらい…雨が多くて結局梅雨明けまで待ったら…

今年も流山-群馬往復をするのです

今年は流山-前橋往復にします

昨年骨折した友人Iさんが、「今年も安中行こうよ、GWなら休みがあるから。」と、企画&ルート設定をせよとpeteramに暗に命令してきたのが、春先くらい。友人Iさんは通常の休みが水曜と日曜、朝もとっても早い商売なのでロングライドをしようと思うと日程選びがまず問題になります。GWをターゲットに考えていたのですが想像よりも天候が悪く風も強そうだったので延期に。「海の日がいい!梅雨が明けてるかどうかが心配だけど。」新たな命令が下り海の日をターゲットに。2018年の関東地方はあり得ないくらいの早さで梅雨が明け、雨の心配をあまりせずに当日を迎えることになったのですが…

いろいろ悩んだあげく今年は前橋往復に。Iさんの商売の都合上、二日目の流山帰着は16:00にしたく、このため帰りはショートカットできるルートが良かったのです。時間と自分たちの体力に自信があったら利根川サイクリングロード終点の渋川も良いなと思ったりもしましたがそうすると往復とも140km。昨年の実績から考えて、少し厳しいと言わざるを得ません。

ちなみに今回の参加者は、昨年は骨折リハビリで流山-安中往復を一緒に行ってその後担当のお医者さんに怒られたIさんとやっぱり昨年一緒に行ったIさんの奥さんのNさん、昨年は一緒に行っていないSさんとpeteramの4人。Iさんがこの中ではちょっと速いのですが、同じペースで走れるメンバー達です。

流鉄流山駅近辺出発して江戸川サイクリングロードへ

出発地流山 Hさん撮影

前橋の到着希望時刻は17:00。自転車を軽く掃除して風呂入ってビールを飲んで21:00就寝。こんなスケジュールのために流山に6:00集合で6:30出発。集合場所に着いてみると今回の企画を知っていた友人かつ長老(70歳)Hさんののロードスターが待っています。わざわざ見送りにきてくれたとのこと。Hさんも100kmくらいなら楽勝なんですが140km×2はさすがに…ってことで不参加だったんですが、せめてもとのこと。ありがたいです。

流山を出てすぐに江戸川サイクリングロードへ。去年とは打って変わって好天無風。普段の行いの賜物ですね。時間に縛られてるけど、走行時の平均速度が20km/hで十分な距離。23km/h巡行をキープして体力を温存しながら、まずは15kmほど先のコンビニを目指します。

道の駅さかいから利根川サイクリングロード

道の駅さかい

コンビニ休憩後さらに上流へ。真夏の微風の中23km/hをキープして江戸川から利根川へ合流、利根川を渡って道の駅さかいへ。当日道の駅さかい近辺の利根川土手では花火大会がある模様。それと関係あるのかないのか地元中学生たちが体操着で道の駅のゴミ拾いをしています。

ロードバイク4台が入っていくと女子中学生たちが「お!」という視線をこちらに向けたのですがpeteramの顔を見た瞬間に「ヤバ!」と。ご存知の方はご存知なのですが、peteramが自転車に乗るときはおたふく手袋のフルフェイスマスクで顔面をすっぽり覆ってサングラスだけが外に出ている仕様。やっぱり怪しいんでしょうか。

ちなみに話はそれますがこのマスク次のような利点と欠点があります。

  • 顔の汗を吸い取り素早く乾かす
  • 汗を吸い取るので顔面で塩が結晶化するのを抑止
  • 顔が埃で汚れるのを防止
  • 虫が口とか鼻とか耳とかに飛び込んでくるのを防止(以前それでも防げないことがありましたが)
  • 見た目より涼しい
  • UVカット機能により日焼けを抑制
  • 小さな子に「この人、悪い人だよね?」と言われる
  • 犬(特に小型犬)に吠えられる確率が上がる
  • 犬に飛びかかられる確率が上がる

道の駅きたかわべ

道の駅さかいから利根川に戻って渡良瀬遊水地前の道の駅きたかわべへ。多数のサイクリストが集まるため、サイクルスタンドも充実しています。休憩していると同じ店のお客さんである若者Tさんが登場。江戸川周辺でいくつかSTRAVAのKOMを持っているらしいのですが、当日はそんなKOM仲間と練習中とのこと。「前橋まで行こうよ」とIさんが声をかけるものの丁重にお断りされました。

道の駅きたかわべにあるスポーツ遊学館では渡良瀬貯水池のダムカードがもらえます。渡良瀬遊水地周りはいろいろ呼び名が難しいですが、渡良瀬貯水池=谷中湖らしいですね。

簡単にアクセスできる三県境は日本でここだけ?

三県境

少しの休憩の後三県境見物。「田んぼの中だろ!やだよ。」的なIさんを説き伏せ?三県境まで移動。簡単にアクセスできる三県境は日本でここだけと三県である栃木群馬埼玉が売り出したためか観光客も増え、そのためか最近三県境辺りが整備舗装されていて、靴を汚さずに済むようになっています。到着してみると文句を言っていたIさんも意外と満足した様子。早速自転車を配置して撮影の準備を始めたので、peteramはそんなIさんの自転車をモデルに記念撮影。

酷暑の利根川サイクリングロード

この時点で走行距離が50kmちょい、時刻は10:00。これから群馬県の板倉町の農村を抜けて利根川沿いを進むのですが、板倉町、館林市、千代田町、太田市、伊勢崎市、対岸は加須市、熊谷市など、関東地方有数の酷暑地帯が目的地の前橋市までの間に拡がります。もともとGW辺りを想定していたこの企画、GWが雨天がちだったために梅雨明け間近な7月中旬に日程変更したのですが、2018年の関東地方の梅雨はその存在感を全く表さずに明けて、当日は天候が良くなることを祈った自分を恨みたくなるほどの晴天。板倉町を抜けて千代田町の休憩ポイントのメイワケンゾーに着く頃には、群馬のフェーン現象がpeteram一行に牙を剥きます。

天気予報の実況的には38℃くらい。後ろでIさんが「ガーミンで43.5℃!」と叫んでますが、peteramのWahoo Elemntでも43℃。Garmin 820Jは気温の小数点以下表示ができることに悔しさを覚えたり。いずれにせよこの夏一番の暑さ(その後これがこの夏の常識的気温になるとは思ってもいませんでしたが)です。ロックアイス、冷えた天然水などを買いまくり、体にあてたり頭からかぶったりしながら体の熱を取ります。さらに冷えたドリンクをがぶ飲みしたり…

お店の方に「どちらからですか?」と聞かれて「千葉の流山です」とIさんがこたえたて軽く驚いてもらったものの、さらに「どちらまでですか」とは聞かれなかったのが残念。というかこの気温だとすでに十分常識はずれな気がしてきました。

その後利根川土手を避けて日陰を求めて一般道を走ったもののその甲斐もなく、ぶっ倒れる一歩手前の状態で30分走っては30分休憩状態をしばらく繰り返し、玉村町辺りからようやく利根川サイクリングロードも木々の多い地帯になりなんとか目的地にまで辿り着くのでした。ちなみにそんな予定はずれのライドでしたが、途中の昼食ポイントのそば処喜賀と観光ポイントの世良田東照宮をすっ飛ばしたおかげで予定通りの17:00に目的地。なおすっ飛ばした世良田東照宮は、なんでも日光東照宮の初代の社殿を移築したものだとかで、全国に多数ある東照宮の中でも最も古い社殿だそうです。

それでも前橋17:00着は良くできた方です

ホテルに到着後軽く自転車を掃除して風呂入って夕飯へ。市の中心部からは若干離れていることもあり、お店の選択肢が少なかったのが残念ですが、一日中暑さと戦った後の冷たいビールは最高にうまかったのでした。

なお、ほんとに暑くて写真少なめ。そんな余裕はありませんでした。

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復路篇

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“酷暑の中、流山-前橋を往復してみるライド…暑すぎ(往路)” への2件の返信

  1. 今でこそ、見慣れたからなんともないけど、私も最初見たときは変態⁉️なのかと思いましたよ。ですもの女子中学生からは、もっと変態に見えたのは間違いないと思います(笑)
    最高気温ですが、44℃でしよ。そういう意味でも変態ですよね我々も。

    1. 44℃で走るあたりは確かに変態。

      でもフルフェイスマスクを変態扱いされるのは困るなぁ。

      恥ずかしくて顔を隠しているだけなのに。

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