よく言われるのは雨の中傘を差して自転車に乗ってはいけないこと、道路交通法でも規制されていますしバランスをとりにくく、危険なことこの上ないのは見てりゃ分かります。それなのにそういう人が減らないのがふしぎなのですが…
ロードバイクで雨の中を走るのもそれはそれなりに危険で、今回peteramはもう二度と雨の中を走らないぞという考えにいたったのです。
なお、ここで書かれるのはあくまでもpeteram本人の経験に基づく主観であって、客観的な事実であったり科学的な根拠があったりするものではありません。が、少なくともぬれた路面は乾いた路面よりも危険と言う辺りは断言しておいても良い気がします。逆に言うと経験豊富なみなさんにとっては今さら何?的なモノかもしれませんが、今回は本人の戒めと言うことを含めて書いておこうかと。
簡単に言うと、コケたのです。ブレーキが利かなくて。そこにいたる原因はいろいろあるのですが、最終的に発生した事実だけを言うとそういうことです。下り坂で、充分にスピードコントロールができていて、一時停止をして、動き出して、カーブに差し掛かって突っ込みました。幸い突っ込んだ先は沿道の土の部分だったから良かったのですが、それが起きたタイミングが違ったら、どうなっていたか分かりません。
peteramはどちらかと言うとリアブレーキ多用派なのですが、それが災いしました。実はリアホイールがこんな状況でした。
画像をクリックして元のサイズを表示いただければ多少は見易くなるとは思いますが、リムのブレーキパッドがあたる部分が黒く汚れています。これが何かと言うと、跳ね上げた泥と雨と飛び散ったチェーンルブです。リム一面、ということは当然ブレーキパッド側もこの状態で、いくらブレーキレバーを強く握ってもpeteramの体重を乗せたバイクを止めるに足る摩擦力は得られません。
当然これより前に、ある程度こうなっていることはわかっているのです。とまって脱脂用アルコールシート(除菌シートの流用)で事前に拭いておけば、雨の中とはいえ、もう少しましな制動力であったはずです。
そんな判断もできなくなってしまうこと自体が、雨の中を走ってはいけない最大の理由かもしれません。
さらに激しく泥はねするので掃除も大変だし、体温が奪われて風邪を引きそうになるし。いずれにせよそろそろいい年なので、こういう判断力が弱っていることを自覚しながら活動しなければいけないのかもしれませんね。